昭和電車少年

作者は、実相寺昭雄さん
出版は、筑摩書房です
やはり鉄道物は面白いですよね
こちらのお方は円谷プロで「ウルトラマン」を製作した監督さん
鉄道もウルトラマンもバン様にとっては貴重な少年時代の思い出

生まれは大垣で小学校1年の6月に尼崎に引っ越し
大垣は言わずと知れた大垣車両区のある町
小さい頃おじいちゃんに線路わきまで電車を見に連れて行ってもらった
その頃は樽見鉄道樽見線蒸気機関車も走っていたような気がします
もひとつ連れて行ってもらったのが水門
大垣は水の都と言われるぐらい湧水など水の豊富なところ
川には小さな水門があってそこでせき止められた水を眺めるのも好きだった
尼崎に引っ越した町は杭瀬というところで国道2号線の側
確かにまだこの本に出てくる路面電車が走っていた
阪神パークの側にも路面電車が残っていた
高校は北畠というところにあって天王寺から阪堺電車で通学
天王寺までは平野から関西線
このお方と一緒で定期券での電車通学がうれしかった
そんなことが色々と思い出される嬉しくなるような1冊
惜しむらくは車両の写真がついててくれればよかったかな