アビエイター

監督は、マーティン・スコセッシ
出演は、レオナルド・ディカプリオケイト・ベッキンセイル
公開は、2005年3月
一度観かけて、途中で挫折した作品に再挑戦
いやー、幼児体験は子どもの心に深く入り込むんですね

大富豪で実業家のハワード・ヒューズさんの伝記映画
お母さんが潔癖症だったから子どもの教育も不潔なものや感染症に対して異常なまでの嫌悪感と恐怖心をいつも抱き続けている
それでいて愛する映画と飛行機には多額の資金をつぎ込み続け、それを邪魔する者には徹底的に抵抗する強さも持ち合わせている
パンナム独占の国際線への参入を邪魔されそうになると、ほとんど廃人のような生活から蘇り、徹底抗戦
聴聞会に呼ばれても自説を朗々と語り続けて勝利する
この場面の痛快さっていったらありゃしない
世界のパンナムが破産するのはこういう経営者がいたからなんでしょうね
売れもしないような航空機に多額のお金をつぎ込み夢を見つづける
これは本当に男のロマンですね
2時間半の超える大作、さすがです
ただこの映画でケイト・ブランシェットさんがキャサリン・ヘップバーン役でアカデミー賞助演女優賞を獲得してるのですが、登場場面の長さなどを考えても疑問です