アリスのままで

監督は、リチャード・グラツァー、ワッシュ・ウェストモアランド
出演は、ジュリアン・ムーアアレック・ボールドウィン
公開は、2015年6月
若年性アルツハイマーを患った言語学者さんが主人公
うーんひょっとして自分もって思ってしまう

人と話して詰まるようになってしまった
名前や地名、名称が出てこない
スマホをいじりながらこれ意味がわからんから調べようと検索サイトへ行くと調べようとしたことが思い出せない
もう60過ぎたからええかなと思うときもあるのだけれど思い出せないことが今度は気になってしまう
親父がぼけてしまって施設に入った時に会いに行っても寝てるか会話が続かない
一体何を考えて1日生きているのだろうと残酷にも考えてしまった
忘れていく、消えていく記憶に対する恐怖って言うんですかね
この映画の女性のように若くして発症したらこの恐怖感は尋常じゃないくらい恐ろしいはず
ガンであれば良かったとこの女性が言うのですがそれもわかる気がします
失礼かもしれないが身体的に見た目でわかる病気は他人にも理解されやすい
そしてピンクリボンなどの活動もある
でも記憶とか心の病気は見た目でわからない
この女性も記憶障害のブレスレットを装着しているのですが、そういうものがあることも知らなかった
自分へのビデオレターで死に方を残す追い込まれた気持ち
本当に考えちゃいましたよ、これは