監督は、サム・クァー
出演は、シャオ・ヤン、タン・ジュオ
公開は、２０２１年７月
中国映画なんですが舞台はタイ
このパターンは結構多いです
まあ話が権力者のバカ息子が犯罪を犯して殺されたのを、親がその権力を利用して不当な捜査を命令するのだから中国が舞台ではちょっと難しいのかな
権力者が堂々と不正を行う物語ですから、もしかして日常茶飯事
そんな映画を中国舞台で製作したらアウトでしょうね
まあそんな前置きは置いておきましょう
犯した犯罪を隠すのに大好きな映画をもとにする
そして主人公には多くの映画作品を語らせる
監督なのか脚本家なのかわからないけれど映画愛が満載
そしてアリバイ工作のち密さ
トリックは日にちの錯覚の利用
そのため誰もが真実を話しているからぼろは出ない
嘘をつかなければいくら尋問されようと不審な点は出てこない
殺された権力者のバカ息子もどうしようもない奴だから同情しなくてよい
この突き放し感もいいんですよね
中国映画とは思えない正義感
この映画は当たりだな
