監督は、ロナルド・ニーム
出演は、ジーン・ハックマン、アーネスト・ボーグナイン
公開は、１９７３年３月
「タワーリング・インフェルノ」と並ぶパニック映画の代表作
上映時間を含めて少し小粒ですかね
それでもアカデミー賞俳優さんが５人も出演してるのですから力が入ってます
「タワーリング・インフェルノ」が助ける側と助けられる側の二つの視点から描かれているのに対して、こちらは助けられる側からだけです
助ける側は最後にほんのちょっとだけ出演
で助けられる側にも３つのグループが存在
主役は一番少人数の牧師さんに率いられたグループ
残るふたつのグループは残念ながら助からない
パーサーがリーダーだったりと船については詳しそうなのにそれが過信となってか間違った決断を下してしまっている
そんな場面を観ているとやっぱりリーダー選びの能力も生き残るためには必要なスキル
こりゃ国レベルから会社レベルまであてはまります
聞く耳もたないリーダーに率いられて死に向かう人たちの悲惨さ
船首へ向かう人たちなど死の行進に見えちゃったりしました
中盤以降小さなグループの中でも何人かが亡くなっちゃう
本当なら全員助かってほしかったのが正直な気持ち
でもパニック映画ですから仕方ないですよね
