天才ヴァイオリニストと消えた旋律

監督は、フランソワ・ジラール
出演は、ティム・ロスクライヴ・オーウェン
公開は、2021年12月
すごく面白い映画だと思うのに消化不良
大切な日に姿を消した友だちを探す旅

友だちが姿を消したのは彼のデビューコンサートの日
天才ヴァイオリニストだった彼は何も告げずに友だちや面倒をみてきた友だちの両親の前から
35年後に友だちの前に現れた彼と同じしぐさをする少年ヴァイオリニスト
彼との出会いから友だちを探す旅が始まります
ここまで謎解きのようですごく面白いんですよ
ロンドンからワルシャワ、そしてニューヨーク
彼はワルシャワ出身のユダヤ人で音楽の才能を見込まれてロンドンに出てきていたのですが、両親はワルシャワへ戻っていたんです
そこへナチスポーランド侵攻
両親がどうなったかわからないまま彼はロンドンで暮らし続ける
そして運命のデビューコンサートの日に彼がとった行動が明らかになっていきます
サラリと流すようだったナチスの残虐行為がクローズアップされたり、彼と友だちの妻の関係が出てきたりと迷走状態に
再コンサートを成功、パチパチでもよかった気がします