広島巡礼

作者は、亀沢深雪さん
出版は、ほるぷ出版です
日本の原爆文学の11に収録されている短編です
少し前に読んだ『広島第二県女二年西組』に登場していた作品です

作者は愛知県図書館の司書を勤めたお方
所属した組織は違いますが大先輩にあたります
多分ダブっている期間があってこの本に県債された写真を拝見すると何となくお顔に覚えがあるような気がします
関千枝子さんは亡くなった級友の家族と連絡をとりあっていた
作者の元にも連絡が入り、妹の名前を発見する
作者は広島を捨て、広島を拒んでいた
家族を奪い、家族を葬り去った土地
そして戦争へ導いた日本という国への怒り
しかし、彼女は広島を訪れなければならないと考えるようになる
そして訪れた広島で思い出す数々の出来事
母の一念で出会うことのできた妹
この本から感じる日本の行った行為のバカバカしさ
子どもたちを洗脳としか言いようのない行為で戦争に協力させた日本という国
負けるはずがない、神風が吹く
いろんな考えがあるかもしれないけれどその中心にいたのは昭和天皇
昭和天皇の言葉を信じ、死んでいった多くの人たち
やはり絶対に繰り返してはいけない悪行
たとえが悪いですが災害は必ず起こるもので、その度に過去の災害も思い出される
しかし、戦争にない社会が続くとその悲惨さを思い出すことができなくなる
日本は核兵器が使われた唯一の国ですよ