監督は、タイカ・ワイティティ
出演は、ローマン・グリフィン・ディヴィス、スカーレット・ヨハンソン
公開は、2020年1月
何という映画でしょう
こんな形で反戦を訴える
最初にナチスのニュース映画が登場
流れるはビートルズの「抱きしめたい」のドイツ語バージョン
そして少年のナチスへの傾倒ぶりもなかなかのもの
これはどんな映画なんだろうと思ってしまう
ユダヤ人に対する偏見も当時のままに登場
オブラートなどかぶせていない
それを信じている少年
真面目にユダヤ人の見分け方を考えだそうとしている
でも母親はナチスなど信じていないし、反ナチスの活動を行っている
娘をを亡くしている母親は自宅の屋根裏にユダヤ人の少女をかくまっている
その少女に偶然出くわしてしまった少年
ユダヤ人に対する偏見丸出しの行動をとっていく
それでも少しずつ変化が現れる
そんな中母親がナチスの殺され町中で吊るされる
ラストは解放された町へ少女と出ていく少年
反戦や反ナチスをこんな形で描くことができるとは本当に驚き
今までの映画だとナチスに対抗する市民は地下組織だとかレジスタントとかもっとはっきりと抵抗を表している人たち
でもこの映画では子どもでそれもナチスの信奉者
恐れ入りましたなあ