デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

作者は、河野啓さん
出版は、集英社です
このような登山家いたとは知りませんでした
とても悲しい物語のような気がするのです

友人で登山部だった人がいます
職場の知り合いで明治の登山部だった人もいました
残念ながら彼は山で亡くなりました
登山というと孤独なものと思っていたら、結構集団で行動する者なんですね
ただ自分では絶対にできないものと思っています
テントで寝るのは苦手だし、結構高いところが怖い
昔の中学校のブロック塀の上をみんな平気な顔をして歩いているのに歩けなかった
ハイキングぐらいならできるだろうけど無理ですわ
この本を読むと栗城さんという方は登山をエンターテインメントにしたお方の印象
ある意味ハッタリでスポンサーを集め、その資金で山に登る
単独も無酸素も言葉のあや
エンターテインメントした本人が登頂できない
プレッシャーとスポンサー離れ
脚光を浴びていた世界から忘れ去られていく
イモトアヤコさんの話がこの本にも出てくるのですが主役の交代
自分の作り上げた舞台から自分が必要とされなくなる
やっぱり悲しいですよね