監督は、アン・ホイ
出演は、ディニー・イップ、アンディ・ラウ
公開は、2012年10月
最初から涙腺ウルウル
自分が年をとったからか、親が年をとったからか
海外旅行に行くと、中国系の方々が家政婦さんを連れて旅行に来ているのをよく見かける
子どもの面倒は彼女たちがみて、夫婦で旅行を謳歌されている
子どもの面倒を他人にみさせて、自分たちは遊び惚ける
そんな批判もあるかもしれないけれど、それも人生の楽しみ方
日本でもバン様が幼い頃には家にお手伝いさんをおく家庭もあった
まあ今やこんな時代だからプライバシーの問題もあって他人を家に入れるのは嫌がられている
ただこの映画のように60年も同じ一家に仕え、最後はこの家の子どもに面倒をみてもらいながら一生を終える人生も捨てたもんじゃなくて美しい
題名の通りのしあわせを感じてしまう
まあお金持ちだから雇えるし、アンディ・ラウさん演じる子どもが面倒をみれるのもお金持ちだから
確かにそうではあるけれど、桃さんがしあわせであったのは間違いない
自分が年をとってくると、人生の終焉について考えるようになってきた
自分の人生はどうだったんだろう、どんな最期を迎えるのだろうなどと
そのな時にこんな映画を観るとまたさっきの感情がふつふつとおこってくる
しあわせな人生かな