ドラキュラ

監督は、フランシス・フォード・コッポラ
出演は、ゲイリー・オールドマン、ウィノナ・ダナー
公開は、1992年12月
ドラキュラってこういう話だったんですね
美女と野獣」っていっちゃあ変ですかね

正直に言えばドラキュラのイメージはクリストファー・リーさんのイメージ
恋愛もへったくれもなくてやみくもに生き血を吸い続ける
すらりとした長身に黒いマント、そして血走った目
最後は陽の光を浴びて灰となったり、棺に眠るところを襲われて心臓に杭を打たれる
ちょっとばかし悲劇のヒーローっぽい
この映画のドラキュラも悲劇のヒーローっぽいのですがもっと重厚
神のために戦い勝利したにもかかわらず神は彼を助けてくれなかった
神を信じられなくなった彼は神と戦い、生き続ける道を選び吸血鬼となる
これだけの前置きがあればそうかこういう悲しいお話だったのかと納得
そして時代はさかのぼってドラキュラは最愛の妻とうり二つの女性と出会う
この女性は婚約者がいるのだけれどドラキュラにも魅かれてしまう
ここらあたりが散漫でついウトウト
もちろん最後はドラキュラとの対決になるのですが、最後がまた悲しい
これは愛のなせる業なんでしょうか