赤めだか

作者は、立川談春さん
出版は、扶桑社です
最近三遊亭円丈さんの本を読んで落語界に興味
円丈さんの書いた事件のもう一人の当事者立川談志さんの思い出話

そうか談志さんって人は本当に2面性を持った人なんですね
暖かさと冷酷さ、ち密でいながら気分屋
それだからこそか突き進むバイタリティは並大抵じゃない
それでいて国会議員もなさるなど落語家のイメージよりも時代の寵児の方が強いです
ところがこの本を読むと落語家としての実力も超一流
でも真打争いで円楽さんや志ん朝さんの後塵を拝している
敗戦をばねにっていうやつかもしれませ
お師匠は柳家小さんさんですから実力は折り紙付きだったのでしょう
ただやっぱり得体のしれない人であることは確か
多分人に迷惑をかけてもあまり気にしない人
他人と自分をはっきりと区別してしてる人
だから他人にはどれだけでも冷酷になれる
ただ自分の元に集まってきた人にかける愛情は並外れてる
付き合い人といえばこれほど付き合いずらい人はいないのでしょうか
それが魅力といえばそれまでですが