欲望のバージニア

監督は、ジョン・ヒルコート
出演は、シャイア・ラブーフトム・ハーディジェイソン・クラーク
公開は、2013年6月
禁酒法時代のバージニアが舞台の物語
禁じられればますます欲しくなるのが人間の性

確かにお酒には中毒性がある
イスラム教では禁止されているのもそういう理由なんでしょうか
禁じれば密売品を手掛けて儲ける人が出てくる
今の麻薬なんかと一緒ですよ
もちろんそんな商売に手を出すのはまっとうな人たちではないです
この映画の主人公3兄弟だってまっとうな人たちじゃないです
普段普通の生活を送ってるからアウトローに憧れるのもわかるんです
日本ならヤクザの世界とかアメリカならマフィアの世界を描いた映画が製作され続けてるのは需要があるから
映画の話に戻すと3兄弟の映画って必ずダメ男くんが登場
末っ子の場合が多いですけどできる兄へのコンプレックスかオイオイな行動に走って兄弟を危機に陥れてしまう
この映画もそう
カッコいいとこ見せようと末っ子が出しゃばって蒸留所まで燃やされてしまう
本当に観ててこいつはダメダメと怒鳴りたくなってしまいましたよ
こいつのせいで大事な友人が亡くなったりしてるのに復讐に燃えるだけで反省してるのか疑問符です
まあ取り締まる方も性格が悪すぎて悪役になってしまってますが、本当はこちらがアメリカの好きな正義側
まあとりあえずはアウトロー物語ということで片づけておきましょうか