オフィサー・アンド・スパイ

監督は、ロマン・ポランスキー
出演は、ジャン・デュジャルダンルイ・ガレル
公開は、2022年6月
監督のロマン・ポランスキーさんはまさに波乱万丈の人生
そして今でも映画を撮り続けています

そしてかなり質の高い作品を撮り続けてみえるのですから大してものです
まあバン様ごときが偉そうに言うことじゃありませんが
この映画だって実に面白い
冤罪を扱っているのは自分の人生と重ね合わせてるなんてと考えるのはちょっと考えすぎてますかね
正義感の燃えた人物の人生が描かれてるんですが、エンディングではその人物のセリフが実に意味深です
まあ正義感に燃えてはいてもユダヤ人嫌いで大臣の妻とは不倫中
仕事と私生活は別とはよく言いますが見事に使い分けてるのですからある意味では凄いお人
どこの組織でも内部腐敗なんてものは大なり小なりあるもんなんでしょう
ちょうど日本じゃビッグモーターさんがマスコミを賑わしてますが、あれだって内部腐敗ですよ
まあ組織が大きくなればなるほどやはり腐敗は起っちゃいます
それにちゃんと対処できるかが組織の力
そして対処できた人が報われるのは当然のこと
でも人間って変わっちゃうんですよ