ヒトラーのための虐殺会議

監督は、マッティ・ゲショネック
出演は、フィリップ・ホフマイヤー、マキシミリアン・ブリュックナー
公開は、2023年1月
ナチスユダヤ人の絶滅計画を承認した会議
あのアイヒマンの記録を基に映画化

なぜこれほどまでにユダヤ人は嫌われるのでしょうか
映画でも語られますがローマ時代からだそうです
でも私たち日本人には全く理解できません
そしてなぜユダヤ人はあれほどまでの残虐行為を受けながら、自分たちも残虐行為を行うのでしょうか
本当になぜなんでしょう
この映画はナチスの残虐行為が決定された会議を描いています
本当に事務的に進む会議
確かに会議は踊っていますが、それは行為自体を否定するためではありません
単に事務的な作業に対して疑問があるから質疑応答が行われているだけ
誰もユダヤ人の虐殺には反対していません
殺し方はどうするのか、没収した財産の分配は、どうやってユダヤ人を運ぶのか
そんな話ばかりが続きます
ユダヤ人全員の虐殺には疑問を投げかける人もいました
第一次世界大戦でドイツ軍として戦ったユダヤ人、ある一定以上の技術を持っているユダヤ人など
でも大多数のユダヤ人を虐殺することには賛成なんです
なぜ人は憎み合い、争うのか
それに対する答えはありません
でも人を憎み、争うのは危険な行為です