サヨナラどーだ!の雑魚釣り隊

作者は、椎名誠さん
出版は、小学館です
いつも最近の椎名誠さんには文句を言っているのですが、それでも新刊が出ると読んでしまう根っからのファン
怪しい探検隊の流れをくむ雑魚釣り隊も最終回ですか

でも連載が終わるってだけで活動は続くんでしょうね
自分とは全然違う生き方の椎名誠さんに憧れてファンになりました
ちょうど就職したころに『さらば国分寺書店のオババ』を読んでその面白さに悶絶
そして目黒孝二さんや沢野ひとしさんらとの共同生活に憧れる
作家でありながらドンドン外へ出て行くバイタリティ
その頃の野田知佑さんやC.W.ニコルさんとの交流も忘れ難い
ただ見かけと裏腹に繊細で不眠症に悩むところなども共感が持てました
どんどんと新しい人と交流していくのが椎名誠さんの魅力で慕って若い人たちもたくさん集まっています
ただ本当に寂しいのはあんだけワクワクした人たちとの交流が最近は登場しないこと
年寄りが昔を懐かしむんじゃねえぞと怒られそうですが、あの人たちとの付き合いはどうなったのってのも興味津々
あんだけ濃厚に付き合ったのだから話には登場しなくても根っこでは繋がってるわいと言われそうですが、それを聞きたいのが年寄り
同窓会など開いてそれを本にしてほしいですよ
椎名誠さんはカメレオンのような人なんですよ