スーパー・チューズデー~正義を売った日~

監督は、ジョージ・クルーニー
出演は、ライアン・ゴズリングジョージ・クルーニー
公開は、2012年3月
ちょうど12年前の大統領選挙の年に製作された映画
あれから12年、2024年のアメリカ大統領選挙の結果が出ました

この映画は大統領選ではなく党の指名候補を選ぶ選挙のお話です
この映画でも声高に候補が叫んでいるのはアメリカは世界一でなければならないってこと
今年の大統領選でトランプさんが声高に叫んでいたのはアメリカは世界一でなければならいと
これがアメリカの考えなんですよね
国土もそれなりの広さにそれなりの人口、そしてそれなりに資源も持っている
経済制裁をかけられてもある程度は持ちこたえることのできる国力がある
日本なんて資源もなければ国土も狭い
製造業といっても肝心の材料がない
だから日本は世界一なんて国民は誰も思っていない
このあたりがもうアメリカとは全然違うんですよね
そして大統領という国家のナンバーワンが国民の投票で選ばれるってのも違います
報道されるアメリカの選挙戦の熱狂ぶり
日本の総裁選や代表選とは全く違う世界です
映画は選挙参謀のお話なんですが、やはりというか魑魅魍魎の世界
生き馬の目を抜くとはこのこと
まあそれだけの権力を大統領が持っているということなんでしょう