監督は、アンドリュー・ニコル
出演は、イーサン・ホーク、ジュード・ロウ
公開は、1998年5月
生まれながらに人生を決められてしまったら
そこに興味があって録画してあったのですが、もっと奥深い話でした
生まれた時に遺伝子検査を行ってその子がいつまで生きられるのかがわかってしまう
このオープニングってもしかしてもうそこまで来ている世界かもしれません
胎児の時にその子の病気がわかるのだから十分に考えられますよね
でもそれって怖い気がします
映画は不適格者と宣言された少年が宇宙飛行士を夢見るのですが、夢見るだけでは絶対に宇宙飛行士に成れない
あるゆる検査で適格者と判断されないとなれないのだから
ちゃんと抜け道があるもので適格者でありながら世の中からフェードアウトした人物の
血液から尿まで込みで売買する斡旋業者
彼はその力を借りてある人物に成りすまし宇宙飛行士への道を歩み始める
そんな時に起こった会社での殺人事件
その捜査である人物が犯人として浮かび上がってくる
その人物こそが彼の本来の姿
捜査をする刑事がある人物の関係者であったり、彼に自分を売った人物のラストでの悲しい行動
思った内容とは違ったけれど、とても人間味あふれる登場人物にひかれてしまう
科学よりやっぱり人間って感じてしまう作品です