監督は、深作欣二さん
出演は、渡哲也さん、多岐川裕美さん
公開は、1975年2月
渡哲也さんの演技が素晴らしいと紹介されていたので拝見
こりゃ気分が悪くなる映画でした
渡哲也さんというと世代的には石原プロの大番頭
ドラマなどでもギラギラした演技でなくて頼りがいのある上司を演じる人っていうイメージ
でもこの映画ではどうしようもないやくざ者を演じているのでうまく入り込めない
演技云々よりもこのやくざ者が嫌で嫌でたまらない
映画の題名は仁義の墓場
確かに仁義ってものを葬り去って自分勝手に生きたやくざ
周りが手助けしようとしても、勝手に反感を持って反抗するだけ
お世話になろうと恩を仇で返す
自分の墓に仁義って言葉を彫っているのだけれど一体どう思って彫ったのか
親分・兄弟分に銃を撃ち込み、愛してくれた人を自殺に追い込む
本当観ていて胸糞が悪くなる
こんな映画観るんじゃなかった
よくぞこんな映画制作しましたね