悪名十八番

監督は、森一生さん
出演は、勝新太郎さん、田宮二郎さん
公開は、1968年1月
何かの本で読んで、勝新太郎さんと田宮二郎さんのコンビはこれで最後と書いてあったので拝見
何か評価が低いようなのですが十分楽しめました
と言うことは初期作品はもっと面白いということ

勝新太郎さんと田宮二郎さんの共演というとミスマッチと感じるのですが、見てみるとちっともそんなことはありません
それよりお二人の衣装がミスマッチ
着物の着流しと今で言うチャラいあんちゃん
この映画を見ると西村晃さんの水戸黄門が短命だったのは、やはり西村晃さんの顔は善人じゃなくて悪人顔だからなどと考えてしまう
勝新太郎さんといえば座頭市のイメージが強いけれど、こういう任侠ものでも抜群の演技力です
じろっと睨まれればすくんでいまう目つきながら、なぜか急に三枚目にも変身
この作品には藤田まことさんや鳳啓助さん、京唄子さんと共演しているけど、掛け合いでは全然負けていない
すごい役者さんの一言
でもあくまでも役者さんとしてです