巨匠とチンピラ 小津安二郎との日々

作者は、三上真一郎さん
出版は、文藝春秋です
三上さんは写真を見ればああって人
ちょっとワルそうな顔立ち
善人には見えません

でも優しい人なんでしょう
この本など小津愛です
そして散りばめられたエピソード
独身、大酒のみ
神ではないけれど巨匠
だから嫌う人もいたはず
でも好きな人もいます
この年になってわかるその素晴らしさ
いたずらに緊張感をあおらない
そこにあるのは普通の生活
それを映画にする難しさは並大抵でないはず
さらっと映画に
たとえが悪いけどサザエさんの世界
それができるのが巨匠
ちなみにこの本に出てくる佐田啓二さんの写真
やはり息子さんは中井貴一さんと一目瞭然