ヒート

監督は、マイケル・マン
出演は、アル・パチーノロバート・デ・ニーロ
公開は、1996年5月
あらためてアル・パチーノさんは小柄ですよね
170ですからバン様ぐらい

似た者同士の二人
それなのに一人は警察、一人は泥棒
そんな立場でなければ仲の良い二人になっていたはず
運命のいたずらってやつですよ
最初は静かな犯罪映画と思っていたら、途中からは撃ち合い、殺し合い
ここまでのドンパチ今ではなかなか撮れないかも
市民の安全も考えずに撃ち合うのですから、非難ごうごう間違いなし
警察の過度な発砲などとマスコミに叩きまくられる
今や制作者も世論に忖度する時代ですから
バン様は過剰すぎる反応と思うのですけど
映画もフィクション、許してあげても良いのでは
そして気になったのはヴィル・キルマーさん演じた犯人のその後
最後の銀行強盗をはたらいた一味はほとんどが死亡
でもこの人だけが捕まらなかったような気がする
奥さんの手助けで警察の包囲網から車で逃げ出す
それも悠然と
これは絶対に捕まらずに逃げ切ったはず
大脱走』のジェームズ・コバーンさんのように
脇役が最後に悠々と生き延びる
最高のラストのパターンです