よろこびの日 ワルシャワの少年時代

作者は、I.B.シンガー
出版は、岩波書店
平和な時代のポーランドワルシャワ
ユダヤ人少年の穏やかな日々

宗教が生活の中で重要な位置を占める人たちが主人公
だから日本人には理解できない生活
バン様の中ではユダヤの人たちは金儲け主義でイメージが良くない
そしてイスラエルの建国
自分たちの正義のためならば、その地に住む人のことは顧みない冷酷さ
この少年もイスラエルの地のことは小さい頃から教え込まれている
本当に穏やかな少年時代の話なのに話にのめり込めない
この一家はドイツの侵攻前にポーランドを離れるので、ドイツの非道を目にはしていない
確かに二度と繰り返してはいけない行為
でもそれを体験した人たちが、非道な行いをする
それは世界中の人たちが目にしている
信じるものが違えでも相手を尊重する
そんな時代は宗教が絡む限り永遠に来ないのかも