作者は、石井妙子さん
出版は、洋泉社です
表紙の写真を見ればその美しさに引き込まれる
作者の石井妙子さんも見返しを見ればお美しい
こんなお二人が京都の町を歩いていれば誰もが振り返るのでは
上羽秀さんが本名で京都と東京で伝説のバーを経営し多くの作家に愛されたお方
掲載された写真には著名な作家も多く登場
そしてこのお方の美しさにはほれぼれとしてしまう
本当に日本人らしい顔立ちの美人
博多人形に例えられたのは納得です
お年をめしてからの写真は趣味であった能面のような美しさ
お母さんも並大抵でない苦労をなさったお方
それでも娘さんを立派に育て上げ、娘さんの足りない部分を陰で最後まで支え続ける
娘さんは娘さんは自分の才能を活かして夜の世界で一気に昇りつめていく
表裏なく飾らない性格が人の恨みを買うことも多く、最後には嵌められるようなかたち凋落の道を進んでしまう
それでも愛し続け、支え続けた男性が脚光を浴びることで幸せな後半生を過ごす
水鳥は水面の優雅な姿しか見せないと言いますがそんな人生
やはりその道で名を成す人は違うんですね
この方が登場するという映画を今度観てみよう
