監督は、フレッド・ジンネマン
出演は、バート・ランカスター、モンゴメリー・クリフト
公開は、１９５３年１０月
これは恋愛映画なんですね
軍隊の男くささと男女の恋愛の甘さ
そしてラスト近くには日本軍による真珠湾攻撃
これで１組の男女の恋愛は終焉を迎えてしまいます
『赤い河』でもジョン・ウェインさんの男くささに好青年で向かい合ったモンゴメリー・クリフトさんがこの映画にも出演
筋を通す芯の強い好青年を見事に演じてます
バート・ランカスターさんは人妻と恋に落ちる下士官
男気がありながら彼女の愛にこたえられない不器用な男を好演してます
それにフランク・シナトラさんが脇でいい味を出してます。
今の映画に比べれば恋愛表現も控えめ
それでいてキスシーンだけで興奮してしまうのは何なんでしょうね
最後に女性二人が船のデッキで語り合うシーンも名シーンですよ
流れて行くレイの方向で帰って来れるか占うなんてロマンティック
名作は色あせないと言いますが本当ですね
