作者は、ジョン・グリシャム
出版は、新潮社
やはりジョン・グリシャムさんの法廷ものは面白い
何作も映画化されるのがわかります
今回は石炭会社を相手にしての訴訟
もちろん環境問題が絡んできます
ここでもやはり企業が生み出す雇用が壁となって立ちはだかります
そして土地を売ることで生み出される巨額の金銭
人間の欲が人間の身体と心をむしばんでいきます
そんな町でも弱き人たちを救うために働く弁護士事務所があります
時はリーマンショックの時代
ニューヨークの第一線で働いていた弁護士の多くは職を失いました
主人公はそんな一人
雇い主を求めて就職活動を行うも芳しい結果はなし
そんな時に主人公と町の法律事務所が見事にマッチング
ここから怒涛の訴訟が始まります
大きなものから小さなものまで目まぐるしい展開で話が進むのですから、読み始めたら止まらない
そして止まるのが残念で仕方がない
行きかえりの電車の中で、職場の昼休みに
上下本なんですが1週間で完読
読み終えた日の帰りの電車の中、あまりの手持ち無沙汰で放心状態
これは中毒ですよ