大脱走

監督は、ジョン・スタージェス
出演は、スティーブ・マックイーンリチャード・アッテンボロー
公開は、1963年3月
何と3歳の時の作品でした
でもやっぱりテレビの映画劇場で観たのが最初のはず

ですから公開から10年ぐらいたって観てます
確か1日だけでは終わらず前編・後編に分けての放送だったと思います
有名なスティーブ・マックイーンさんがスイスとの国境線をバイクで疾走しジャンプする場面は画面に釘付けでした
戦争で捕虜になるのは日本では恥ずべき行為ですが、欧米では捕虜になったら脱走を試みて敵の戦力を割くなどというのも新鮮でした
逃げとおせたのはチャールズ・ブロンソンさんとジョン・レイトンさんのトンネル王コンビにジェームズ・コバーンさんの製造屋さん
かたやボートで海まで行き、かたや自転車泥棒と貨車に乗っての逃亡という地味さが不思議なぐらい魅力的
ジェームズ・ガーナーさんの目が不自由になった仲間を連れての逃走劇には涙ぐむ
ゲシュタポによる銃殺も衝撃的でした
多感な中学生をここまでドキドキさせた映画はなかったです
この映画のテーマ曲を放送部員だった誰かさんは顧問の先生に頼んで朝礼の集合音楽に使わせてもらいました
ある意味では本当に好きなことができた時代でした
この歳になって観てもやっぱり感動
エバーグリーンとはこのことです