テルマ&ルイーズ

監督は、リドリー・スコット
出演は、スーザン・サランドンジーナ・デイヴィス
公開は、1991年10月
70年代に流行ったニューシネマのような作品です
楽しいはずの女子二人旅が破滅へ向かっていきます

監督がリドリー・スコットさんですから面白くないはずはない
そして映し出される風景は昔の西部劇のよう
馬が砂煙を立てて走った場所をオープンカーでふたりの女性が砂煙を立てて疾走していく
何でこんな逃走劇になったのかは二人もわかっていないかも
レイプされそうになった友だちを助けるための発砲
それは自分の暗い過去を思い出させるもの
あの時に自首していればなんて考えても仕方がない
最初は世間知らずに見えた友だちは自分の中でスイッチが入ってしまった
最初は本当に足手まといにしか見えなかったのにいつしか主導権を握っているのだから恐れ入ります
エンディングなど悲しい結末ですが、逆にそれが爽快でもある
じっと我慢していた彼女が彼女を見つけるのですから
酔っぱらってレイプされそうになり、若い男に金を盗まれる
こりゃダメだと思った彼女が警官を脅し、タンクローリーを爆破する
本当にスイッチオン
ちなみに若き日のブラッド・ピットさんが金を盗む若者です