コンタクト・キラー

監督は、アキ・カウリスマキ
出演は、ジャン=ピエール・レオ、マージ・クラーク
公開は、1991年3月
このアキ・カウリスマキという監督さんの作品は面白いです
少し前に評価は先送りと言いましたが間違いなく名監督

フィンランドの方ということで中々日本なんかではお目にかかれなかったのではないでしょうか
最初は映画館に行かなければ観れなかった映画
次はソフト化されて、買ったりレンタルして家で観ることができるようになる
そして今や配信の時代がやって来た
定額で様々な作品が観れるのですからありがたいです
その上世界中の作品が観れるのですから
こんな時代が来なければ『将軍』のエミー賞受賞もなかったんではないでしょうか
でこちらの作品はまずはストーリーですよね
役所を首になり死にたいのだけれど自分で死のうとすると上手くいかない
ふと町で耳にした人殺しの話
それならば自分を殺してくれと依頼すれば思いが叶うはず
お金を払って自分の殺人依頼をする主人公
飲めない酒を飲みに出かけたパブで出会った花売りの女性
彼女に出会ったことで主人公は生きたくなる
依頼の取り消しに酒場へ向かうとその酒場は取り壊されてしまっていた
さあどうすれば生きていけるのか
確かにハリウッド作品なんかに比べるとセットはチャチでテレビドラマ風
でもストーリーでそれを補い、お釣りまで出してる作品です