ルース・エドガー

監督は、ジュリアス・オナー
出演は、ケルヴィン・ハリソン・Jr、オクタヴィア・スペンサー
公開は、2020年6月
ハリウッドスターの皆さま初めアメリカでは一般的に感じられる養子制度
それがこの映画の根底にあるようでなかなか理解が難しい

白人夫婦のもとに紛争地帯から養子としてやってきた少年
様々な困難があっただろうけどスポーツ優秀でスピーチ大会で好成績をおさめる学校が自慢するような青年に育っていた
でも心の中には大きな黒い靄がかかっている
宿題で出した課題の回答に何かを感じた女性教師
ここまではすんなりとわかったんですよ
この後の展開が復讐劇なんですかね
それとも自分の中の感情の発散
そして子どもにもう一歩踏み込めない里親の白人夫婦
女性教師の私生活は暴かれ、攻撃を受ける
このあたりの描写はやりすぎじゃないのかと嫌悪感さえも覚えてしまう
最後ではスピーチを終えて拍手に包まれる青年
何もなかったように拍手を続ける両親
言い知りぬ恐怖を感じるエンディング
怖すぎます