監督は、ハロルド・ベッカー
出演は、アル・パチーノ、エレン・バーキン
公開は、1989年12月
『哀れなるものたち』があまりに刺激的過ぎたので、こちらの作品を観ると一安心
これぞサスペンス映画です
シー・オブ・ラブと聞くと思い出すのはやっぱりあの名曲
この曲はバン様世代のとってはオリジナル曲よりもハニードリッパーズのカバー曲の方が印象に残っています
だってレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジとロバート・プラントにジェフ・ベック、ナイル・ロジャースが在籍したのがハニードリッパーズですよ
オールディーズ的なゴージャスな演奏で残したアルバムは1枚だけ
でも古いサウンドを見事に再現しているところがとても耳に心地よい
そしてこの映画も観ていて実に心地良い
新聞広告で女性を誘っていた男たちが次々に殺されていく
後ろからピストルで頭を打ちぬかれ、現場には「シー・オブ・ラブ」が流れている
現場には犯人の指紋も残っていたので、刑事たちが女性を誘い指紋を採取していく
今のDNA鑑定などと違ってアナログといえばアナログだけど、ちゃんと捜査してるやんけという感じがいい
そして最後の登場する犯人はあっと思わせる
もう一回言わせてください、これぞサスペンス映画
しかし日本人にはこんな口説き方はできませんよ