閔妃暗殺 朝鮮王朝末期の国母

作者は、角田房子さん
出版は、新潮社です
明治時代にこんな事件があったのですね
日本が正義を振りかざしていた時代

嫌な時代ですね
開国を迫られ開国し、外国に結ばされた不平等条約
その撤廃を眞座していた日本がアジアの国に同じことを強要する
いつもの通り痛みが理解できない日本の姿
そして正義を振りかざしてその国のためと世界に大声で叫ぶ図々しさ
なまじっか成功したためにうぬぼれて第2次世界大戦へと突き進む
そして敗戦しても懲りない
何度も言ってきましたが国が他国に侵略されたことのない国のうぬぼれ
沖縄では実際に戦闘が行われたことさえいまだに理解できない
これはアメリカも一緒
いつもよその国で戦っていては本当の戦争の痛みがわからない
世界平和や民主主義を守るためと正義を振りかざす
そしてこの本で知った呆れた日本人の文化人の発言
あの与謝野鉄幹福沢諭吉のとんでもない発言
日清戦争の発端は朝鮮を巡る利権争い
同じような姑息な手段をその後の中国との戦闘でも使うバカバカしさ
もう一度あの敗戦について考えないととんでもないことになってしまう気がします