ワールド・トレード・センター

監督は、オリバー・ストーン
出演は、ニコラス・ケイジマイケル・ペーニャ
公開範囲2006年10月
この題材だからまたアメリカ万歳みたいな映画だったらどうしようなどと思いながらニコラス・ケイジさん主演だからとりあえず観てみようと
よく見りゃ、監督はオリバー・ストーンさん

それなら過度なアメリカ礼賛はないでしょうと安心
ちゃんとこれはアメリカで行われた戦争と考えてもみえるようです
ニコラス・ケイジさんは港湾局の警察官で班長を演じてみえます
いつものように出勤し業務に就いたところで特別招集がかかる
ワールド・トレード・センターに飛行機が突っ込んだと一報
操縦士のミスを疑ったり、小型飛行機などと情報は錯そう
現場へ急行し、希望者をつのり事故現場へと入っていく
こりゃ、スーパーマンのような大活躍映画になるのか想像してしまう
ところがどっこい、あっという間にがれきの下に閉じ込められてしまう
閉ざされた空間での仲間との会話
家に残された家族の焦燥感
そして現場で作業する人たちの熱意
多くの人が亡くなった事件を扱った映画ながら、とても限られた人だけを描写
この監督の良心はこれなんでしょうね