ラストキング・オブ・スコットランド

監督は、ケヴィン・マクドナルド
出演は、フォレスト・ウィテカージェームズ・マカヴォイ
公開は、2007年3月
題名にスコットランドなどとついてますがアフリカウガンダの独裁者アミン大統領のお話です

ウガンダでのへき地医療に夢を抱いて赴任した青年医師
ちょうどクーデターでアミン大統領が誕生した時期に遭遇
村を訪れ熱狂する人々を目の当たりにした日に交通事故をおこした大統領の治療をしたことで運命が変わってしまう
青年医師に用意されたのは大統領の主治医の地位
左寄りの姿勢だった前大統領を追い出したのはかつての宗主国イギリス
自分たちの言うことを聞かなくなった大統領をクーデターにかこつけて追放
青年医師はそのイギリスのやり方に不満を感じ、よりアミン大統領に親近感を覚える
主治医であるばかりでなく政治の世界まで引きずり込まれた青年医師
権力を手にしたアミン大統領の変貌ぶり
そして再び政権を転覆させようとするイギリスの暗躍
青年医師がどうにかできる世界ではない
そして身に迫ってくる死の世界
確かに観てるとアミン大統領にも大変な問題はあるのだけれど大国の横暴ぶりも青年医師が憤慨するのは当然
ずっとこの構図って変わらないんですよね