白い牛のバラッド

監督は、マリヤム・モガッダム、ベタシュ・サナイハ
出演は、マリヤム・モガッダム、アリレザ・サニファル
公開は、2022年2月
冤罪事件を扱ってますが、良心の呵責ってやつがメイン
ここまで責任感を持つとそれこそなり手がなくなってしまう

旦那さんが殺人事件の犯人として死刑になった女性
耳の不自由な娘を女手一つで育てている
生活は貧しくて、旦那さんの父親とも微妙な関係
そんな彼女の元に別に犯人が見つかってあなたの旦那は冤罪でしたので賠償金をお払いしますとの連絡がやってくる
お金もそうだけど彼女は謝罪を求めのですがそれは当然のこと
そして担当判事に会うこともできない
そんな時に彼女の前に現れたのは旦那の友達と名乗る男
あれやこれやと彼女の面倒をみてくれるんです
ここでもうピンときますよね
彼こそが彼女の会いたかった旦那の事件の判事
ラスト近くでは彼女が彼を毒殺するような場面があるのですが、どうやら彼は生きていそう
彼が用意してくれた家から娘と出る彼女でエンディング
面白いと言えばとても面白い映画なんだけど何か物足りない
莫大な賠償金も貰えるから彼の援助を受ける必要がないのはわかります
でもなあ、なんかいい感じだったのになあって気持ちもあって、ただ去っていくだけのエンディングは消化不良でした