運命の逆転

監督は、バーベット・シュローダー
出演は、ジェレミー・アイアンズ、ロン・シルヴァー
公開は、1991年2月
弁護士の仕事はこういうものだと声高に叫んでるような作品
被告人がどんな人物であろうと弁護するのがお仕事

だからこの映画でも無実を勝ち取るのだけれど、犯人が誰だかは結局明らかにされない
妻殺しの容疑で有罪判決を受けた被告人
そこ彼に雇われて控訴審の弁護をすることになった大学教授の弁護士
物的な証拠はなくて状況証拠を積み上げた上での判決
またこの被告人が実に怪しげな人物
殺したとされる妻は大金持ち
さらに疑いがかけらるように愛人もいる
そして訴えたのは子どもたち
誰が見ても怪しいのは夫であるこの人物
弁護士に対しても本当のことを話しているのかも疑わしい
それでも弁護士は感情に流されることなく冤罪を防ぐことが仕事だと弁護を続ける
状況証拠を積み上げたものはどれか1点が崩されれば判決も崩れ去る
この1点だけに集中して調べ上げた結果は…
確かにこの夫は十分に怪しい
でも怪しいだけで有罪にするのは間違っている
裁判の原点ですよね、これは