ジャッカルの日

監督は、フレッド・ジンネマン
出演は、エドワード・フォックス、マイケル・ロンズデール
公開は、1973年9月
一番の感動はパリの町を走り回る数々のシトロエン
大統領も乗ってるじゃないですか

フレデリック・フォーサイスさんの小説の映画化
1997年にアメリカでリメイクされててそれは拝見したのですが、やはりオリジナル作品だと思って鑑賞
そりゃ今の暗殺計画なんかに比べればはるかにちゃちに見えますが、その分守る側も全てが手薄だからこれでちょうどなんでしょうね
ドゴール大統領を狙う暗殺者が主人公
フランスって国は自由・博愛・平等なんて言いますが、なかなか内政的には問題を抱えたお国
今でも頻繁にストが行われる先進国らしからぬ国
この時代もかつての植民地アルジェリア問題が影を落としてました
まあ国家元首を暗殺すれば政治が変わるなんてのは今となっては独裁国ぐらいでしょうから現実的ではありません
しかし暗殺者も一匹狼であったある意味では良き時代
多額の報酬を得て一人で計画を立て、一人で実行する自己責任の権化
アルファロメオのオープンカーに乗って女性といちゃいちゃ
こりゃ007の暗殺者版
古き良き時代と呼んでいいでしょうね