ケンタとジュンとカヨちゃんの国

監督は、大森立嗣さん
出演は、松田翔太さん、高良健吾さん
公開は、2010年6月です
どん詰まりって感じが思いっきり出てますよ
そうすると何かをぶっ壊すしかない

青春で片づけるにはあまりに重い
閉塞感は誰でも陥るような気がするんですがどん詰まりはもう究極です
私設で育った幼馴染が主人公
兄は幼児への事件を起こした上に傷害事件まで起こして服役中
そのことで弟は被害者からゆすられいじめられている
そして何かをぶっ壊すために爆発
会社の事務所をぶっ壊し、会社のトラックや銅線を盗み、被害者の愛車をぶっ壊す
幼馴染もそれについて行くんですね
まあ不思議なのは盗んだトラックで捕まらないし、盗んだバイクでも捕まらない上にフェリーに乗ってる
まあその辺は置いときましょうか
兄に会うために網走へと旅に出るんですが、いざ兄に会ってみると兄は期待した兄では全くなくなってしまってる
まあ勝手に期待していただけなんですが
これでまた導火線に火がついてしまう
酒に酔ったキャンパーはボコボコですわ
バカだなあ、そこへ怒り狂った被害者が登場するんですがもちろん返り討ち
とにかく大爆発
でもでもこのどん詰まり感の描き方って好きだなあ
今ならこのような映画は批判されるんでしょうけど、映画って割り切りましょうよ