デルタ・フォース

監督は、メナヘム・ゴーラン
出演は、チャック・ノリスリー・マーヴィン
公開は、1986年5月
正義の味方アメリカ登場って映画です
西部劇時代から変わらぬこのスタンス

敵役を見つけたらとことんその路線で押し通すのがアメリカ流
しかし80年代から中東のイスラム教徒は敵だったんですね
飛行機のハイジャック映画っていうので救出劇がメインだとは思っていたのですが、ここまで飛行機から離れるとは思っていませんでした
飛行機からの救出劇だと思っていたら飛行機はベイルートに向かって人質たちは建物中に監禁されちゃうんですよね
その監禁場所からの救出劇、地上戦がメインの場面
ドキドキするような密室での心理戦を期待していたからちょっと拍子抜けです
その上ハイジャック犯が指示した行き先がベイルート
ほとんど知らない国だし、映画観てると政府はアメリカ寄りに感じるのに空港を支配しているのはハイジャック犯の一味
知らない人にこんなとこ見せちゃあ混乱してしまいます
まあ、正義が勝つのは間違いない
でもこの正義の描き方はちょっと古すぎますね