監督は、サラ・コランジェロ
出演は、マイケル・キートン、スタンリー・トゥッチ
公開は、2023年2月
アメリカ同時多発テロで亡くなった人たちへの国家賠償の物語
でも金持ちって奴らは
大体国家賠償が行われたことを知りませんでした
そう言えば日本の大震災でも行われているのでしょうか
自然災害は無理かもしれませんが、東電の原発事故などは賠償金が出てもいいような気がするのですが
でもこの映画でも最初の方に登場するのですが、まずは航空会社が自分たちの責任での事故ではないので法を改正してまで補償逃れを試みる
入居していた証券会社の金持ちは賠償金を吊り上げる
そして割を食うのは一般の人たち
やっぱりひどすぎますよ
主人公も最初はしゃくし定規に賠償額を計算するのですが、それでは誰も申請しようとしない
彼にとってはルールが一番でそれに人々は合わせなければいけないという考えだから反感をかってしまいます
でもこれってとっても公務員的な考えで、それが公務員のルール
おかしいと思っていてもルールに従ってくださいとしか言えないんです
それでも主人公は助言を得ながらも方法を模索していくから大したもの
結局賠償申請が多くの人に支持されたのは彼が自分の過ちに気づいたから
過ちを認めるのは難しいことだけれど、認めないと先には進めない