アーティスト

監督は、ミシェル・アザナヴィシウス
出演は、ジャン・デュジャルダンベレニス・ベジョ
公開は、2012年4月
ラストのタップダンスのシーンが抜群にいいです
タップダンス習おうかな

そんな気持ちにさせるエンディング
そういうえばビートたけしさんもタップダンスは上手いですよね
昔のコメディアンの人っていろんなことができましたよね
この映画、何がいいってやっぱり哀愁です
伸び盛りと下り坂の対比
『スター誕生』の3本もまさのこれですね
舞台はサイレント映画からトーキー映画に変わろうとする時代のハリウッド
サイレント映画の大スターである主人公はトーキー映画には懐疑的
映画会社はトーキー映画に鞍替えするが彼は自分でサイレント映画を製作
しかし観客の求めるものは彼ではなかった
そこへ金融恐慌で彼は破産状態に
その彼が目をかけた女優はトーキー映画で大スターになっていく
日々の生活にも困る彼は財産を売り払い、酒におぼれる生活
こんなストーリーがモノクロ画面に字幕で映し出されます
流れるのはほとんどバックミュージックだけ
それでも心に染み入ってくるんです
映画愛が画面いっぱいにあふれています
こちらの映画のアカデミー賞受賞は納得です