栄光の昭和映画スター 知られざる虚像と実像

作者は、西川昭幸さん
出版は、さくら舎です
確かに映画俳優さんって昔はスターでした
親近感とか言って身近になったのはいいですが

まだバン様世代だと俳優さんは芸人さんとは別世界の人
そして俳優さんでも映画の俳優さんとテレビの俳優さんは別世界の人でした
それが映画の斜陽化と共に垣根はなくなっていきました
この本に登場する三船敏郎さんや倍賞千恵子さん、吉永小百合さんはやっぱり映画の人でテレビの人じゃないと思いますよ
でも松田優作さんや夏目雅子さんになると両方の世界で演じた人って感じもします
そんな人たちのエピソードが満載な本なのですが、少し俗っぽ過ぎる気がします
何やら週刊誌の暴露記事を読んでる気がするんですね
映画スターだから暴いちゃいけないことってあるんですよ
カリスマ性やオーラって本人が見えちゃあ成り立たない
神秘のベールってやつですから
前にも言った気がするのですが、今や芸の肥やしって言葉は死語
でも犯罪を犯しても再生の道は残さないといけないし、作品を葬るのはどうかと思います
それが個人的は不倫とかだったらもう笑っちゃいます
あー、こんなこと書くと怒られそうだな
誰もがスマホのカメラで写真や動画を撮る時代
一般人はまだしもスターには生きづらい時代ですね