家族を想うとき

監督はケン・ローチ
出演は、クリス・ヒッチェン、デビー・ハニーウッド
公開は、2019年12月
八方ふさがりとはこのこと
こんな気分は誰でも陥ったことがあるのでは

仕事がうまくいかない
家庭がうまくいかない
バン様もそんなことが何回かありました
どちらがどうというのではないけれど、なぜか連鎖していっぺんに襲ってくる
ついなんで自分だけがこんな目にと愚痴をこぼしたくなる
確かにそれを相談できる人がいて助かった
相談ていってもその事実を吐き出すだけだけど、それでだいぶんと気が楽になる
子育てなんて人と人とのぶつかり合いだし、逃げ出す場所もない
時が解決してくれるというのは変かもしれないけれど、それに尽きるような気もします
この映画など観てると父親のイライラが手に取るようにわかる
そしてこの母親の素晴らしさも本当によくわかる
ここまで出来た人間なんてそんなにいない
普通は嘆き悲しむかイライラするだけ
この映画、修羅場のような状況でエンディング
結末を描くとどうしても嘘っぽくなってしまうからでしょうかね
賢明なエンディングです