ゴッド・ギャンブラー

監督は、バリー・ウォン
出演は、チョウ・ユンファアンディ・ラウ
公開は、1990年10月
まだやんちゃな若者だった頃のアンディ・ラウさん
今の渋いおじさんとは大違いです

まず驚きはその画質
いいんじゃないですよ、悪いんです
デジタル放送になる前のテレビ放送でしょうか
しかし、それをおいておけば実に爽快で軽快で気持ちいい
中国になってしまった香港ではもうこんな映画は製作されないのではないのではと思ってしまう
ギャンブルで金を稼ぐなんて資本主義の賜物
でも待てよ、ギャンブルの町マカオも中国か
いやいや胴元の国が儲かるのはOKじゃないですか
そんな堅苦しいことはどうでもいいか
何やら「あぶない刑事」にも通じる軽さがこの映画の魅力
大体天才ギャンブラーが若者の仕掛けたいたずらで記憶喪失になるのが話の発端って考えられますか
記憶をなくしてもギャンブルの腕だけは元のまま
その才能を支えてるのチョコレート
藤子不二雄先生のマンガに登場しそうなお話じゃないですか
もちろんこういう映画らしく最後はギャンブル対決
いかさまだったり、わなを仕掛けてあったりと大騒ぎの化かし合い
もちろん勝つのは予想通り
それがわかっていても楽しくて楽しくて仕方ない
そういえば最近スピード感のある映画が少ない気がしませんか
ちなみに日本までギャンブル遠征する場面ではバン様世代には懐かしいボディビル界の百恵ちゃんこと西脇道子さんも登場するのですが今見ると山口百恵さんというより天海祐希さんに見えてしまいます