監督は、ジョージ・ロ五・ヒル
出演は、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード
公開は、１９７０年２月
やっぱりこの映画は主題歌の「雨にぬれても」
雨といえばこの曲か「悲しき雨音」
ビリー・ザ・キッドやボニー・アンド・クライドなどもアメリカの人たちは大好き
みんな若くして亡くなっており、こういう破滅型の人たちはアメリカ人のイメージに合わないのですが、ベトナム戦争の時代にはこんな人たちが愛されてたような気がするんです
ボニー・アンド・クライドは同じアメリカン・ニューシネマの代表作「俺たちに明日はない」の主人公
ジミヘンもジャニスも若くして亡くなったそんな時代です
主人公のブッチ・キャシディとサンダンス・キッドは実在の銀行強盗や列車強盗を行った極悪人
ただそんなアウトローが生きていける時代は既に終わろうとしていた
それこそピンカートン探偵社などもできて銀行や鉄道会社は自衛
商売ができなくなって中米ボリビアへ逃げるも追跡者の影におびえる日々
出来る仕事といえば強盗だけ
結局は破滅というか自滅
でも好き勝手に生きたこの人生
命令で戦地へ行かなければならなかった時代にはとても魅力的に見えたのかも
