ヒトラーの贋札

監督は、シュテファン・ルツォヴィッキー
出演は、カール・マルコヴィックス、アウグスト・ディール
公開は、2008年1月
この話聞いたことがあります
連合国の経済を混乱させるためにドイツが贋札をバラまいたと作戦があったと

戦時中ということと、今のように贋札が簡単に作れないように処理が施されてるような紙幣でなかったから行えた作戦なんでしょうね
映画の中に出てくるポンド紙幣なんて見るからに簡単に作れそうでしたから
ただそれを作った人たちが収容所に入れられたユダヤ人だったとは知りませんでした
ドイツってマイスターの国だからてっきりドイツ人が作っていたと勝手に思い込んでいました
収容所の中で衰弱して死ぬのかガス室で死ぬのか
そんな追い込まれた生活の中で自らの技術で生き永らえることができる
そんな選択肢があったら飛びつくのは仕方のないこと
映画の中では一人だけが妻子を殺されたこともあり協力を拒んでサポタージュするけれどそんな人はまれ
実際にはできなければ順番に殺すと言われれば協力するでしょう
生きるということと正義とを天秤にかければやはり生きるを選ぶ
そんな究極の選択をせまるのが戦争の恐ろしさ
間違っているとはわかっていましたが命令だから人を殺しました
責めるのは酷なような気がします