監督は、ドゥニ・ヴィルヌーブ
出演は、ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ジレンホール
公開は、2014年5月
この緊張感は何なんでしょう
狂気に憑りつかれた人たちの怖さが鮮烈です
ある町で起こった少女の誘拐事件
その場に止まっていたキャンピングカーが怪しいと息子が言ったことから捜査が始まっていく
キャンピングカーの持ち主は10歳の知能しかない青年
逃げようとしたところを捕まるが証拠はなく釈放
この人物を疑う父親は狂気の世界に足を踏み出してしまう
この青年を拉致監禁して子どもの居場所を聞き出そうと拷問を行う
この父親を演じるのはヒュー・ジャックマンさんなんですが怖すぎます
素人がここまでの拷問を思いつくものなんでしょうか
子どもかわいさとはいえ異常な世界です
一方で怪しげな人物がさらに登場
刑事から逃げ出そうとして捜査線上に浮かび、子ども服を買っていたことから犯人だと思われてくる
しかし尋問中に自殺してしまう
怪し気な神父に、地下室で発見された幼児殺人犯の死体
怪し気な人たちがこれでもかと登場するのですから誰もが犯人に思えてくる
ところが犯人は全然予想もしなかった人物
この展開には恐れ入りました
こりゃ、凄まじい作品です