ムトゥ 踊るマハラジャ

監督は、K・S・ラヴィクマール
出演は、ラジニカーント、ミーナ
公開は、1998年6月
日本にインドブームを巻き起こした映画だそうです
本国で公開されてから3年後の公開は遅れてきたヒット作

その後のボリウッド作品とは違ってどこか野暮ったくて黎明期って匂いがプンプン
そしてインド映画らしく軽く2時間を超える長編作品
もちろんミュージカル映画がお手本なんでしょうけどやたらと流れる歌とダンスシーン
これは吉本新喜劇にも通じる洗練されていない笑いの王道
そしてストーリーは単純明快
最後はちょっとひねりをきかせてお涙頂戴ですが本当にインドお得意のスパイスって感じ
登場人物はこのストーリーですから皆さま明確な役割分担
アクションシーンはカンフー風ながらどう見ても当たってないのがみえみえ
それなのにスローにしてカットを引っ張たりしてるのですから恐れ入ります
それでいて最後まで退屈させずに見せるところは底力ですよね
いやいやドタバタ喜劇ミュージカルとでも呼べばいいのでしょうか
あふれ出る元気です