日本橋に生まれて 本音を申せば

作者は、小林信彦さん
出版は、文藝春秋です
20年続いたこのシリーズも今回で最終作
観たい映画を探すために大変お世話になりました

数年前に脳梗塞を患われてからは明らかにパワーダウン
新しい作品の紹介はほぼなくなってしまい、昔の思い出話が中心になってしまいました
本当に大好きな作品だっただけにそれが残念で仕方がなかった
何度も繰り返される同じお話にそろそろ限界ではとも感じていた
本当に新しいものを吸収する力が凄くて、新しい役者さんのことも積極的に紹介されていた
そして膨大な記録をお持ちとかでその正確さにも恐れ入っていた
どれだけ紹介された映画を観たことか
ただどんなに素晴らしい人にも衰えはやってくるもの
それに病気が加わればやはりどうしようもない
ただ引き際ってものが誰にもあります
本当に長い間ご苦労様でした
そしてありがとうございました