ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

監督は、、ポール・トーマス・アンダーソン
出演は、ダニエル・デイ=ルイス、ディロン・フレイジャー
公開は、2008年4月
これは金の亡者のお話なんでしょうか
誰も信じないで一人でお金を儲け続ける男の物語

お金のためならば神だろうと悪魔だろうと魂を売る
最初はそれとは気づかず、子どもとの父子2人での成功物語などと思って観てました
それに胡散臭いキリスト教の伝道師も登場したからこの2人は絶対に良い人などと思いこんでしまってました
ところが途中から様相が変わってくるんですよ
事故で聴力を失った息子を追い出しどこかの施設にやってしまう
確かに弟だと偽って現れたのはアカンですがその弟と名乗る男を簡単に殺してしまう
何かを手に入れるためならば恥を恥とも思わない強さ
そしてドンドンと財産は膨らんでいく
途中で息子を呼び戻した時にはまだひょっとしてと思ってました
ところが最後には独立しようとした息子に秘密をばらす
これは絶対に言っちゃあアカンでしょうというようなことを
戦慄ですよ
そして胡散臭かった伝道師はやっぱり胡散臭かったのには納得
結局人間の悪の部分を描いた凄まじい作品
ここめでやりますかって感じです